社会福祉法人 土佐市社会福祉事業団取組内容
ノーリフティングケアが注目されるようになったのは、介護職員の職業病としての腰痛問題が深刻化してきたことが背景にあります。厚生労働省の調査によると、介護職員の腰痛罹患率は30~40%と他の業種と比べて非常に高く、腰痛による離職率も高いという実態があります。 ノーリフティングケアは、介助者の腰痛を予防するだけでなく、利用者の安全と尊厳を守ることにもつながります。また、福祉用具を活用することで、介護の質の向上や業務改善にも効果的です。 ノーリフティングケアを導入するためには、施設や事業所全体で取り組む必要があります。介助者のスキルアップや福祉用具の導入など、さまざまな施策を実施することが重要です。 ノーリフティングケアとは、介護現場において、介助者が人力で利用者を持ち上げたり抱え上げたりする作業を禁止し、福祉用具を活用してケアを行うという考え方です。持ち上げない・抱え上げない・引きずらないケアはもちろんのこと、その人の尊厳を大切にするケアにもなります。 ノーリフティングケアのメリットは、以下のとおりです。 ・介助者の腰痛予防 ・利用者の安全と尊厳の保護 ・介護の質の向上 ・業務改善 »詳しい内容についてはこちら |